DHAの摂取は胎児から必要です

胎児は母親の胎内にいるときから、様々な栄養を胎盤を通じて摂取しています。 中でもDHAは、胎児の脳の発達に欠かせない成分だということがわかっています。

それは、妊婦が魚を食べる・DHAを含んだ食品やシールオイルを摂ることによって DHAを摂取すると妊婦の血液中に増えたDHAが、 胎盤を通して胎児の脳に到達し、脳の発達を助けるのです。約140億個の神経細胞がありますが、 これは胎児の時期に完成します。それらの発達をサポートするのがDHAなのです。 そして、出産後も母乳中にDHAが分泌されるので、赤ちゃんの脳の発達を助けます。

例えば、DHAを含まない粉ミルクを飲んだ未熟児と、 DHAを含む母乳を飲んだ未熟児とではDHAを含む母乳を飲んで成長した子供のIQ(知能が高いというレポートもあります。 また、母親からのDHAの補給が不足すると、最悪の場合流産や死産、あるいは先天性の精神薄弱児が生まれてくる危険性さえあるといいます。

だから、これから出産される方はつとめて摂るように心がけてください。 ただし、魚などを摂ると水銀の問題などがあるので、食品由来成分がはっきりしたサプリメントで摂るほうが良い場合もあります。ご注意ください。

産後うつ病にもよい効果がある!?

産後うつ病という病気はあまり知られていないのですが、ほうっておくと非常に危険な病気です。 密室育児(母子が二人きりの状態)が多いことから赤ちゃんと一緒に無理心中という事態をひきおこすことがあります。 たまに、ニュースなどでお母さんと赤ちゃんが心中などという悲しいニュースを聞くことがあります。おそらくそれは産後うつ病の可能性があります。

例えば、魚の消費量の高い国は産後うつ病の発症が低いという研究結果が出ています。これは食事内容がうつ病のリスクを左右することをさしています。 実は、魚を多く摂取する日本では欧米に比べると産後うつ病が少ないのです。

しかし、最近の欧米型の食生活では、実際には魚を多く食べる、ということはないかもしれません。 そして、何故DHAが不足するかというと、妊娠中は胎児の成長のためにDHAを消費するので、母体はDHA欠乏状態になるのです。 そして、このDHA欠乏が産後うつ病の原因ではないかと言われています。

そのため、妊娠中に魚中心の食事をして、DHAを積極的に摂取することで産後うつ病が予防できると考えられるのです。欧米型の食生活では、 それも難しい場合は、手軽にサプリメントなどを利用して、子育て中のお母さんとお子さんのためにも栄養補給はかかさないであげてくださいね。